競馬予想に置いて騎手は切っても切れない関係にあります。馬が7で騎手が3と言われている位、どれだけ良い馬に騎乗しても騎手の実力次第で負ける事があり、反対に弱い馬であっても良い騎手が騎乗する事で勝利に導く事もあります。
競馬予想をする時は馬だけでなく、騎手の調子や実力、得意コースや乗り方などもしっかりと理解し、それを予想に取り入れる事で更に大きく競馬の回収率を上げる事が出来るようになります。
という訳でこの記事では、競馬の詳細な騎手情報をチェックする事が出来るサイト、今最も注目すべき騎手の情報について紹介していきたいと思います。騎手情報も競馬予想に取り入れたいと考えている方は必見ですよ!
目次
競馬の騎手情報をチェックするならこのサイトがオススメ!
現代競馬はデータが物を言います。どれだけ詳細なデータを持ち、どれだけそれを馬券に活かす事が出来るかが重要で、競馬予想をする上で騎手情報を知っておく事は必要不可欠なファクターとも言えるでしょう。
どんなレースでどれだけ騎手が勝っているのか、詳細な騎手情報を予想に取り入れる為にはサイト利用が一番!ここからは騎手情報をチェックする上で欠かすことが出来ないおすすめのサイトを紹介していきたいと思います。
JRA公式サイト
ご存知JRAの公式サイトでは、騎手の詳細な情報をチェックする事が可能になっています。トップページでは…
- 騎手名鑑
- リーディング
- 騎乗停止期間と休業情報
- 海外渡航騎手情報
- 通算勝利数一覧
- 若手騎手一覧
- 引退騎手一覧
- 騎乗依頼仲介者一覧
などなど。騎手のデータを知る上で知っておきたい情報を逐一チェックする事が可能。公式サイトですから、騎乗停止期間や休業情報に関しては当然どこよりも早く、正確です。
気になるリーディング騎手に関しても、全国版、美浦、栗東、海外と全ての騎手の情報を網羅しており、勝率、連帯率、3着内率、通算勝利数や賞金獲得額なども見る事が出来るので、騎手の調子の良さや成績の良さのチェックに最適です。
JRAの公式サイトはデータバンクとしても非常に優秀なので、騎手情報をチェックしたいという方はまず確認してみるのが良いと思いますよ。
競馬騎手データナビ
競馬騎手の近3年の成績を元に、得意コース、苦手なコース、苦手な距離条件などの傾向をピックアップして紹介してくれるのが、競馬騎手データナビというサイトです。
トップページには関西と関東に所属する人気騎手が一覧で表示されており、もちろん海外騎手の情報も網羅していますので、数多くの有名騎手の情報をゲットする事が可能です。
例えばレジェンと騎手の武豊騎手の特徴については…
武豊騎手が力を発揮するのは、逃げ・追込という極端な脚質の馬に騎乗した時。非常に高い好走率を誇ります。
人気の無い超穴馬での成績が素晴らしいのも特徴です。
また、G1ではイマイチ奮いませんが、1600万下やG2・G3だと好成績。
コース別に見ると、函館・中山ダート・小倉芝などでの好成績が光ります。主戦場の京都・阪神だと、京都外回りコースを非常に得意としています。
このように説明している通り、膨大なデータを参考にその騎手が得意とする条件や特徴をしっかりと紹介してくれていますので、騎手がどのような条件だと好走するかを理解する事が可能。騎手で馬券を買う時に参考にしたい情報を多く入手する事が可能ですよ。
netkeiba
日本最大の競馬サイトであるnetkeibaは、競走馬の情報だけでなく騎手情報のデータバンクとしても超優秀です。全ての情報をゲットする事が出来るといっても過言ではないデータ量を誇っていますので、騎手情報においても右に出るものはいないと言えるほど、多くの情報を入手する事が出来ますよ。
netkeibaの素晴らしい点は、上記画像のように直近のレース情報についても逐一教えてくれるという点です。この騎手は先週の結果はどうだったのか。調子は良いのか悪いのか。最近は勝っているのか負けているのかを一目で見る事が可能。
人気馬に騎乗した時の結果はどうなのかをチェックする事で、それが直接馬券へと反映させる事が出来るのは嬉しい点ではないでしょうか。馬だけでなく騎手情報を入手するという点でも、netkeibaは欠かせない最強ツールであると言えます。
今最も見逃せない騎手を紹介
上記で紹介したサイトを使えば騎手の情報を入手する事は可能。冒頭でも言ったように、競馬において騎手の力は必要不可欠であり、勝つ為には馬だけでなく騎手の実力も知っておく必要があります。
という訳でここからは、今、最も見逃すことが出来ない騎手を紹介していきます。得意なコースや得意なレースなど、出走していたら必ずチェックしておくべき騎手を紹介していきますよ!
クリストフ・ルメール
現在、日本競馬で最も見逃せない騎手はルメール騎手で間違いありません。2018年に年間215勝を記録し、不滅の記録と言われていた武豊騎手の212勝を更新。2015年に通年免許を取得してから常に高い成績を残しており、リーディング騎手の常連。ルメール買いという言葉もある位、人気馬のルメール騎手に騎乗が集まりますので困ったらルメール騎手が騎乗している馬を買えば良いという状態になっています。
特に人気馬での成績も良く、大きなレースに強いという特徴があります。差しや追い込みが得意で、内枠で好走する傾向にあり、芝だけでなくダートコースでも高い実力を示しています。
コース別で見ると特に成績がいいのが、東京ダ1600m・東京芝2000m・阪神芝2000m・京都ダ1800m・京都芝1600mとなっていて、ローカル競馬場でも高い成績を収めるなど、今最も見逃せない騎手であると言えるでしょう。
川田将雅
川田将雅騎手は1番人気2番人気に騎乗した時の安定感に定評がある騎手です。人気馬に騎乗した時は安定して上位に入線させる力を持っており、反対に人気がない馬に騎乗した時はあまりいい成績を残す傾向にないというデータが残っています。
特に未勝利・500万下など下位クラスでは抜群の成績を残しており、牡馬よりも牝馬の方が好走する傾向にあります。コース別で見てみると、栗東所属なので京都・阪神が主戦場で好成績を残していますが、それ以外での成績も素晴らしいです。中でも、新潟競馬場では注目です。
武豊
日本の騎手を語る上で武豊騎手の事は見逃すことは出来ません。ここ数年は勝ちきることが出来ないレースが多かったのですが、2019年に復調し、2020年も引き続き好調を維持している、生きる伝説です。
馬の気分に逆らわない騎乗が得意で、レースの流れを読むことに長けているという特徴があり、まさに天才型の騎乗が持ち味の武豊騎手ですが、自分で強引にレースを動かす事が苦手だというとくちょうがあり、レースの流れを揺さぶるような勝負騎乗はそいないという傾向にあります。
という訳で得意な馬はポジショニングに融通が聞き、器用に走る事が出来る馬で、気性が素直な馬であれば武豊騎手が上手にコントロールしていいレースが出来ますが、反対に気性が荒く、自分で流れを作らなければいいレースが出来ない気性の荒い馬の騎乗は不得意としています。
小倉芝2000m、大井2000m、京都2400メートルなどを得意としており、逃げ馬の武と言われている位、逃げ馬に騎乗させたら右に出るものはいないとも言われています。キタサンブラックなどがいい例で、ペース作りが得意なので、武豊騎手が逃げ馬に騎乗している時は特に注目ですよ!
まとめ
騎手の情報をまとめてチェックする事が可能なサイトの紹介と、今最も注目すべき3人の騎手を紹介してきましたが参考になりましたか?
競馬は馬と騎手が作るものであり、馬だけ良くても駄目、騎手だけ良くても勝てません。馬と騎手の相性がバッチリかみ合い、お互いの相乗効果で勝利へと導く事が出来ますので、馬だけ予想をしていても競馬では勝つ事が出来ないという訳です。
今、最もきている騎手、得意なコース、不得意なコースなどを考えておき、騎手データを参考に騎手から競馬を予想して見るというのも面白いですよ。興味がある方は是非上記3つのサイトを参考に、騎手から競馬予想をしてみましょうね!