現代競馬において外厩情報は避けては通れないものです。
最近は良くノーザンファームしがらき、天栄、外厩などの言葉を聞く機会が増えてきたと思いますが、社台グループのノーザンファームが圧倒的な資金力で設備投資を行っている外厩は、競走馬を強く最高のコンディションにする為の最上級のもの。
坂路コースや周回コースなどの調教施設を備えており、主に関東所属馬を中心に調整やリフレッシュを行う天栄、主に関西所属馬を中心に入厩を行うしがらきの2つが有名で、これらに入厩する事を外厩と呼びます。
しかし一般的には外厩情報は公開されておらず、その馬がどこに入厩したのかは簡単にチェックする事は出来ません。
という訳でこの記事では、優れた施設である天栄やしがらきなどの外厩に行った馬をまとめて紹介してくれるおすすめのサイトを紹介していきます。外厩情報が気になるという方は必ずチェックするようにしてみましょう。
目次
外厩情報をチェックできるおすすめサイトを紹介
関東馬は美浦トレセン、関西馬は栗東トレセンに滞在する事を内厩と呼び、トレセン以外の厩舎に滞在する事を外厩と呼びます。レースが始まる10日前から滞在しなければならないという決まりがあり、外厩の代表的なものが冒頭でも紹介したノーザンファームが運営を行う天栄としがらきです。
外厩でどのような調整を行うかがレースで最高の走りが出来るかどうかの鍵になりますので、外厩情報は非常に重要な予想ファクターと言えます。しかし簡単に手に入れる事が出来ないのが外厩情報。どうしても知りたいという方は以下のサイトをチェックしてみる事をオススメします。
ウェブ競馬新聞
ネット上で無料で外厩情報を知りたい方にまずオススメしたいサイトは『ウェブ競馬新聞(https://web-keiba.com/)』です。このサイトでは毎日全ての会場の外厩情報を無料でチェックする事が可能です。
前走は必ず確認してください。ただ外厩帰り馬を買うのではなく前走からのローテーションがどれ位なのか?入厩はいつ頃なのか?を考慮した上で買うことをオススメします。
例)前走3週前で2桁人気で2桁着順だった馬がしがらき帰り。この馬を買うか否か…
ただ、しがらきだから…天栄だから…ではなくて前走~入厩までの間がどれ位かというものを考えて予想をしてください。
このように外厩情報を提供しているサイトではあるものの、外厩情報を参考に馬券を購入する為の考え方についても紹介されています。
2R 外厩情報
マホウショ 2/21栗山育成牧場
ジュンヒトカップ 3/13KSトレーニングC
タイセイダンク 3/17吉澤S-EAST
エクセルチェイサー 3/20KSトレーニングC
スーコーサファイア 3/27KSトレーニングC
ミサトアンバー 3/31井ノ岡TC
このような感じで、その日、その会場に出走する全ての馬の外厩情報をまとめて紹介してくれています。ただ単純に外厩情報を知りたいという方にはとても参考になるサイトであり、完全無料で全ての情報を入手する事が出来るのでとても為になる優良サイトです。
他にも管理人さんが自信で予想をする記事も公開しており、馬体重、枠順などのい過去データを参考に予想を展開していく記事も投稿されています。データ派だという方や、外厩情報を駆使しながら予想を展開していきたいと考えている方には最もオススメしたいサイトと言えるでしょう。
外厩競馬.com
続いてのおすすめサイトは『外厩競馬.com(http://gaikyukeiba.com/free)』というサイトです。このサイトでは毎週土曜日と日曜日に、ノーザンファーム天栄としがらきで調整された競走馬の外厩情報を無料でチェックする事ができるという事に特化したサイトです。
しかし難点は無料会員のままだと1レースから6レースまでの外厩情報しかチェックする事ができないという点。有料会員に登録する事で12レースまで全ての外厩情報をチェックする事が可能になります。
2020年4月現在で有料会員は2000人を超えており、外厩会員は1800円で重賞レース考察記事などもチェックする事ができ、3300円の有料会員に登録すると買い目の提供などもあります。最も高額なwin会員は月額22000円でwin5の買い目も提供してくれますので興味がある方はチェックしてみましょう。
このサイトはただ単純に外厩情報を紹介してくれるだけでなく、G指数と呼ばれる外厩情報を使った独自の指数を使った買い目を提供してくれるという特徴があります。
G指数とは?
外厩競馬独自の指数。各馬のさまざまなデータを集計し指数にしたものです。各出走表でご覧頂くことができます。各出走表で最高値の馬は「背景が黄色・黒字」で表しています。
最高値は「4」指数が「4」に近ければ近いほど好走の可能性があります。最高値は1頭とは限りません。同数値で2頭いる場合もあります。
しかし、G指数を参考にした予想をチェックする事が出来るのは有料会員のみとなっていますので、外厩情報以外に買い目も知りたいという方は是非有料会員情報についてもチェックしてみて下さいね。
JRDB
人気競馬情報サイトであるJRDBでも外厩情報をチェックする事が可能です。おすすめコンテンツであるPDF新聞でも見る事ができ、新聞タブからパドック新聞を選択する事で、その日出走する馬の外厩と外厩ランクを順番で見る事が可能となっています。
JRDBは外厩情報だけでなく競馬新聞、競馬データ、パドック、予想コラムなどが充実している総合的な競馬情報サイトとなっています。ただし、こちらも全ての外厩情報を見る為には有料会員に登録しなければならず、月額は1980円から2480円となっています。
有料会員に登録する事でオーソドックスや馬の状態を一目で見る事が出来る競馬新聞であったり、現場からリアルタイムで馬の状態を見極める事ができるパドック情報なども入手する事が可能です。
特にオススメなのがストライド競馬新聞で、市販の新聞にはないオリジナリティあふれる記号を使い、馬柱をよりリアルに表現しています。外厩情報も全て使えて4週で1000円で発売されていますので、競馬新聞風の見た目でまとめて外厩情報をお試しで知りたいという方はこちらをまずは試してみる事をオススメします。
⇒ストライド競馬新聞の情報は詳しくはコチラ(https://stride.get-luck.jp/)。
まとめ
現代競馬の予想では外厩情報は切っても切り離せない重要なファクターとなっている事は間違いありません。ノーザンファームの天下となっている現代競馬において、ノーザンファームが運営を行い豊富な資金で最新の設備を整えている外厩は、馬のコンディションや調子を最高潮にもっていく為に必要なもの。
しかし一般の競馬新聞などでは気軽に外厩情報は入手する事ができませんので、上記で紹介したサイトを活用し、各馬の外厩情報を入手し、自身の予想の参考にする事をお勧めします。
最近の競馬予想では外厩買いという言葉もある位、外厩の競走馬がとても強く良い着順に入るケースが非常に多いです。皆さんも今後の競馬予想では外厩情報を駆使し、より正確かつ回収率の高い予想をしていきましょう!